日本の科学技術者の雇用情勢について

どんなに若く健康で美しい人もいずれ老い死にゆきます。だからこそ、死ぬ間際まで健康でいたいものです。健康長寿は万人の夢です。「健康長寿社会を作ること」が私たちの使命だと言い換えてもよいと思います。目的が他に一点あります。日本の科学技術者を囲む人事システムを補完することです。大学を含めて、多くの科学技術者の雇用は任期制が主流になり、あまり安定であるとはいえません。とくに理研の多くのセンターは、研究室の長が退職すると研究室が閉鎖されてしまいます。これでは、研究室の若いメンバーが路頭に迷いかねません。博士号を持った研究者でも、相応の業績がなければ、大学教授相当の職は見つからないのが実情です。ましてや、技術者は、かなり優れていても、35歳を過ぎると、職探しが大変です。全ての人を受け入れることができるかどうかは分かりませんが、有能な人材が才能を生かし続ける場を作りたいのです。必ずしも私達の関係者だけを対象としているわけではありません。

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実験する松葉由紀夫(株)理研バイオ取締役